arduino互換 シリアル版ちびでぃ~の on 秋月AE-ATMega基板

arduino互換 シリアル版ちびでぃ~の について、あちこちから「プリント版の方がいいんだけど」という声があったので、話題の秋月arduino互換ボード AE-ATMega に、シリアル版ちびでぃ~の の回路を載せて、arduino互換ボードを自作しました。

プリント版にリード部品を確実にはんだづけ出来る方であれば、あまりコストをかけずにarduinoを始める事ができます。

何人か集まってワークショップ形式で自作する場合、お手伝いをいたしますので、声をかけてください。

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部品セットを、 送料込み1000円で頒布いたします。

これってarduino互換では最安かも!

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●レシピ

部品を並べてみた

部品一覧

USBモジュールは加工済みです

USBモジュールは加工済みです

・USBシリアルケーブル

頒布しているセットでは、USBモジュールは、加工済みです。

ピンソケット40P(切断して使用)

・ATMega328P

28ピンICソケット

AE-ATMega プリント版

ピンヘッダ20P(折って使用)

・LED(高輝度タイプ)

・16MHzクリスタル

・0.1uF 3ヶ

・タクトスイッチ

・10KΩ 2ヶ、1KΩ~1.5KΩ 2ヶ

高輝度LEDは、1.5KΩを使って2mAで、かなり明るく、10KΩで0.3mA流せば、それなりに光ります。

シリアル版ちびでぃ~の? 部品に、基板やコネクター類が追加されています(太字部分)。

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●作業の前に、USBシリアルケーブルの動作を確認します。

・PL2303のデバイスドライバーをメーカーサイトからダウンロードして、適当な場所に解凍します。

・USBケーブルを接続して、デバイスドライバーをインストールします。

・シリアルポートが追加されている事を確認できれば、OKです。

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●USBシリアルモジュール作成

ノキア携帯のPC接続ケーブル”CA-42″の殻を割って、PL2303USBシリアルモジュールを取り出して使います。

以下の手順で、USBシリアルモジュールを取り出し、加工します。

カッターで切り出す際には、万力などで固定して安全に作業しましょう。

頒布しているセットでは、USBモジュールは、加工済みです。

USBコネクタの側面にカッターで切れ目を入れて開け、モジュールを取出す

USBコネクタの側面にカッターで切れ目を入れて開け、モジュールを取出します

こんなやり方でカットしている方もいらっしゃいます。(要フリスク)

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ケーブル部分を切断します。

次に、ケーブル部分を切断します。

部品面のはんだづけする部分のモールドをはがします。

部品面のはんだづけする部分のモールドをはがします。パターンまでカットしないように注意

パターンを傷つけないでモールドを切取るには、古いカッターの刃を熱して使うと確実です。

側面にカッターで切れ目を入れてから、熱したカッターの刃でモールドを切取ります。

パターン面のモールドは、はがしません

パターン面のモールドは、はがしません

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モジュールの加工が済んだら、ピンヘッダとジャンパーをはんだづけします。

DTRにジャンパーをはんだづけ

DTRにジャンパーをはんだづけ(ちょっと細かいかも)

他のパターンに接触しないように配置します。

他のパターンに接触しないように、ピンヘッダをはんだづけ。5Pピンヘッダは、20Pピンヘッダをペンチで挟んで折って使います。2番目のピンは基板から浮かすように曲げて3mmぐらいに切ります。

5ピンストレートピンヘッダをはんだづけ

曲げた2番ピンに、DTRのジャンパーを配線

最後に、もう一度USBケーブルでPCに接続して、シリアルポートが認識される事を確認します。

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●組み立て

AE-ATMegaプリント版に、以下の手順で背の低い部品から順に、はんだづけします。

部品面の配置

部品面の配置

パターン面

パターン面

1)5ピンのピンソケットをプリント版の X3 に取り付けます。

USBモジュール(パターン面を上向)をピンソケットに挿し、高さを調整しながら、はんだづけ

USBモジュール(パターン面を上向)をピンソケットに挿し、高さを調整しながら、はんだづけ

40ピンのピンソケットの6ピン目の真ん中にカッターで両側から切れ目を入れてから、

ペンチで挟んで折って、5ピンのピンソケット切り取ります。

ピンを直角に曲げます。

5ピン目には取り付け穴がありません、

部品面のGNDパターンのレジストをカッターの背などでこすって、はがした所にはんだづけ。

(1)パターン面 X3の1ピンは、Vcc(5V)にジャンパー線で接続

(1)パターン面 X3の1ピンは、Vcc(5V)にジャンパー線で接続

2)R1: 10K、R2: 1.5k をはんだづけ。

3) R3: 10K 片側だけはんだづけ、X3コネクター側は、スルーホールには挿さずに、部品面で X3コネクター3番に直接はんだづけ。

(3) R3を 直接X3の3ピンに接続

(3) R3を 直接X3の3ピンに接続

プリント版のパターンと接触しないように、念のためテープを貼るかチューブをかぶせるか、ポリウレタン線などではんだづけをお勧めします。

4) R4: 1.5K をはんだづけ。X3コネクター側は、パターン面で、X3コネクター2番にリード線ではんだづけ。

(4) X3の2ピンに接続

(4) X3の2ピンに接続

プリント版のパターンと接触しないように、念のためテープを貼るかチューブをかぶせるか、ポリウレタン線などではんだづけをお勧めします。

5) ICソケット、クリスタルをはんだづけ。ICソケットは極性に注意、クリスタルは1~2mm浮かします。

6)? C1,C3: 0.1uFをはんだづけ。

7) C2: 0.1uFをはんだづけ。X3コネクター側は、パターン面で、X3コネクター4番にリード線ではんだづけ。

(7) X3の4ピンに接続

(7) X3の4ピンに接続

プリント版のパターンと接触しないように、念のためテープを貼るかチューブをかぶせるか、ポリウレタン線などではんだづけをお勧めします。

8 ) LED、スイッチ、ICSPピンヘッダをはんだづけ。LEDは極性に注意、足の短いほうがマイナス(GND)です。

9) X4: TX,RX,RST パターン面でジャンパ線をはんだづけ。(必要に応じて、ピンヘッダを立ててショートピンを挿す)

(9) パターン面で3ヶ所ジャンパー

(9) パターン面で3ヶ所ジャンパー

10) J1,J2,J3,J4: 必要に応じて、ピンソケットを切り取って、はんだづけ。

はんだづけが終わったら、極性に注意してICソケットにATMega328Pを挿します。

USBシリアルモジュールを極性に注意してX3コネクタに挿します。写真のようにモジュールのパターン面が表になります。

これで、完成です。

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●使い方

・PL2303のデバイスドライバーをメーカーサイトからダウンロードして、適当な場所に解凍します。

・USBケーブルを接続して、デバイスドライバーをインストールします。

・arduinoIDEを起動して、Tool ? Board設定、Tool -SerialPort設定を行います。

boardを選択

boardを選択

・サンプルのBlinkを読み込みます。
File ? Examples ? 1.Basics ? Blinkを選択

アップロードするとオートリセット、プログラム転送・実行され、D13のLEDが点滅します。
これで、動作確認ができました。

arduino互換システムでのコスト高要因となる、USBシリアルモジュールの入手を工夫する事で、

MetaBoardと大差無いコストでarduino互換ボードが作れる事がわかりました。

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この部品セットを、 送料込み1000円で頒布いたします。

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6 Responses to “arduino互換 シリアル版ちびでぃ~の on 秋月AE-ATMega基板”

  1. [...] This post was mentioned on Twitter by Koji Yokokawa, ともん. ともん said: 結局、arduino互換ボードキットが1000円という結果になりました。 >> arduino互換 シリアル版ちびでぃ~の を秋月AE-ATMega基 [...]

  2. [...] ・今週は、arduino互換ボード部品セット 「AE-ATMega+シリアル版ちびでぃ~の」も用意しています。 [...]

  3. こんにちわ
    在庫切れのようですが復活する予定はありますでしょうか?

  4. 分解に疲れたので、正攻法でプリント版を起こして、
    よりお得なarduino互換キットを仕込み中です。

    地震やらガイガーカウンタやらで、間が空いてしまいましたが、
    もうじきお目見えしますので、ご期待くださいませ。

    ともん

  5. わーい、Watchします!
    MTMというのもってみよう思います。
    次は秋みたいですが。

  6. [...] 以前紹介していた シリアル版ちびでぃ~の をベースに、今までのノウハウを詰め込んだ基板を起こしました。 [...]

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